鰺ならざる風貌の 沖鰺。
千倉の定置水揚と 土曜日と云うこともあり 人出も 地魚も多いです。
目についた 黒ワリ 沖鰺をゲットしました。
八百グラム弱で いいサイズです。
黒い風貌で 見た目で旨そうに見えません。硬くて大きな ぜいご ぜんごとも云いますが 特徴的です。これは 背後からの攻撃を防御するためだそうです。
鱗は ほとんどなく つるっとした皮が。
背中は 身厚です。
ぜいごを取って 三枚に卸します。
白身です。鮮度が落ちると 白濁するそうです。皮をむくときに えらい手こずりました。皮と身の接着力が強く 通常のやり方では 皮が残ってしまいます。皮を引っ張り 身との境目に 包丁の切っ先をあてて 細かく切り離していきます。イノシシの 皮の剥ぎ型と同じですね。
今日は 半身を刺身でいただきます。風貌がいいので 姿造りにしました。
では いただきます。
食感も 味も 真鯵などとは違います。明日は 皮目を焦がして たたきでいただきます。
昨日の 小睦の煮付けも。煮こごりになっていました。
沖鰺 火を通しても旨いらしいので あればまた買います。